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ドイツでの節約生活、無理なく続けるためのおすすめポイントとは?

ドイツ生活

2025年12月、ドイツのインフレ率は1.8%と、ようやく2%を下回る水準まで落ち着いてきた。レストランの税率が19%から7%に軽減されるなど、政府は国民の負担と不満を和らげるべく対応を進めている。

ミュンヘン近郊のSchloss Blutenburg

しかし、一般庶民の立場から見れば、物価はコロナ前とは比べものにならないほど上昇しており、実質的な手取りは減少している。

ナマケモノ
ナマケモノ

政策が実際の生活にどの程度反映されるのか、これから注意深く見守っていく必要がありそうです。

異国での生活は何かとストレスが多く、節約そのものが新たなストレスにならないよう注意が必要である。この記事では、ドイツ生活において無理なく実践できる節約のポイントについて紹介したい。

ポイ活を効率的に取り入れる

ドイツで唯一と言ってよいポイントカードが、PAYBACK(ペイバック)である。大手スーパーのEDEKAやPenny、ドラッグストアのdmなどが加盟している。

かつては1ユーロにつき1ポイントが付与されていたが、現在は3ユーロにつき1ポイントが基本である。通常の買い物ではあまり貯まらないものの、定期的に発行されるクーポンを活用することで効率的にポイントを獲得できる。

例えば、デンタルケア用品がポイント33倍になるといったキャンペーンがある。我が家では、洗剤やコスメ、オーラルケア用品など、保存がきくものはポイント倍率の高い日にまとめて購入している。20ユーロ程度の買い物で5ユーロ相当のポイントを獲得できることもあり、とてもお得だ。

PAYBACKのポイントアプリ。現在は20ユーロ分のポイントが貯まってる。

REWEはPAYBACKを廃止し、独自のクーポン制度を導入している。特定の食品、たとえばBio製品を購入すると5〜10%程度のキャッシュバックが受けられる仕組みである。

事前にアプリを確認し、買い物リストを作成すれば、比較的効率よく節約できる。私は大雑把な性格でポイントを忘れることもあるが、理系で計算が得意な夫が、買い物前に必ず最適な購入方法を検討してくれている。

AIを活用して1週間の献立を決める

年明けから実験しているのが、週末に1週間分の献立を決めて、それに従ってまとめて買い物する方法である。これまでは、気分に合わせて料理をし、足りないものを週の途中で買い出すスタイル。

とはいえ、毎週献立を考えるのは想像以上に手間がかかる。特にドイツで乳製品やグルテンを避けて生活していると、食材の選択肢が限られ、献立がマンネリ化しやすい。そこでAIを活用し、避けるべき食材を指定したうえで、コスト面と調理時間の両方を考慮した献立表を作成してもらった。

以下は、その一例。このときはビーガン指定であったため、豆類を中心とした構成となっている。

・豆と野菜のスープ(人参、セロリ、ネギ、玉ねぎ、白豆、トマトペースト)
・野菜とお豆のカレー(さつまいも、かぼちゃ、人参、ブロッコリー、玉ねぎ、ひよこ豆、ココナッツミルク)
・かぼちゃのオーブン焼きと紫キャベツのサラダ

やや首をかしげる組み合わせもあるが、自分では思いつかない発想が得られる点で、献立作りの良い参考になっている。

自前のコーヒーカップを持っていく

在宅勤務が増えたことで外でコーヒーを購入する機会は減ったが、テイクアウトでコーヒーを買う場合は、自前のカップを持参するとよい。多くの店で50セント程度の割引を受けられる。

ただし、最近はカプチーノ1杯が4ユーロ近くすることも多く、日常的に飲むには割高である。最も経済的なのは、自宅で淹れて持参するか、オフィスで飲むことである。もちろん、コーヒーが生活の楽しみである人に無理な節約を勧める必要はないが、私は家で少し良い豆を使った一杯で十分だという結論に至った。

外食を控える

前述の通り、外食には軽減税率が適用されているものの、ドイツの外食は依然として価格に対する満足度が低いと感じることが多い。日本では外食が良い息抜きであったが、ドイツでは月に一度行くか行かないかという頻度である。

誕生日や記念日、友達が訪ねてきたときなど、特別な機会に限って外食をするが、それでも満足のいく店に出会える確率は高くない。

ジャガイモのスープでも9ユーロ(約1620円)程度かかる

そのため、我が家では「家で良い食材を使って料理した方がコストパフォーマンスが高い」という結論に至っている。外食を控えるだけで、ドイツでの生活費は大きく抑えられる。

オンライン銀行に切り替える

固定費削減の観点から、銀行をメガバンクからオンライン銀行へ切り替えるのもおすすめだ。ドイツで広く利用されているSparkasseでは、口座維持費として月に10ユーロ弱がかかり、自動引き落としごとに手数料が発生する場合もある。年間にすれば100ユーロ以上の出費となり、預金している側としては納得しがたい。

ドイツでは今なおGirocard(いわゆるECカード)のみ対応する店舗が存在するため、夫はSparkasseの口座を残しているが、私はオンライン銀行であるConsorsbankのみを利用している。口座維持費は無料で、これまで大きなトラブルもなく、電話対応も迅速であるため満足度は高い。

まとめ

ドイツでの節約生活において重要なのは、無理をしないことと、メリハリをつけることだ。我が家は旅行や自己啓発、勉強、娯楽(音楽やオペラなど)にはお金を使うようにしている。

ポイント制度やAIといった仕組みを上手に使い、固定費を見直すことで、生活の質を落とさずに出費を抑えることができる。

異国での生活だからこそ、節約がストレスにならない工夫を重ね、長く続けられるスタイルを見つ蹴ていきたい。

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