ドイツの大手オーガニックスーパー Alnatura（アルナトゥーラ） は、自然素材にこだわった食品が豊富で、私の生活には欠かせない存在になっている。Alnaturaの概要については以前の記事で紹介しているので、そちらもぜひ参照いただきたい。
今回は、普段の生活で活躍している美味しくて便利な食材を紹介したい。
一般のスーパーより少し価格が高めの商品もあるが、品質を考えると十分その価値はあると思う。ドイツではコロナ以降インフレが進み、食材も例外ではないが、そんな中でもAlnaturaの商品は、味・品質ともに安定して満足度が高いと感じている。
ココナッツミルク
個人的には、Alnaturaのココナッツミルクが一番美味しいと思っている。水分とココナッツのバランス、甘味、風味がパーフェクト。我が家ではタイカレーをよく作るので、もっぱらカレー用に購入している。
また、かぼちゃのポタージュの牛乳代わりに使うのもおすすめ。
ちなみにタイカレーを作る際は、使用前に振らずに、缶上部の白い固まった部分をまずフライパンで熱し、そこにカレースパイスを入れて炒めながら、徐々に残りの水分を加えていくのがポイント。
これはAlnaturaの商品ではないが、タイカレー用のスパイスミックスは一般のスーパーやアジアスーパーで手に入るので、併せて使うと本格的な味になる。
ココナッツミルクはカロリーが高いので食べすぎ注意だが、料理からデザートまで万能。タピオカと砂糖を加えてアジア風プリンにするのも美味しい。価格は1.99ユーロ。
米粉
残念ながら小麦を使ったケーキをあまり食べられないので、甘いものが食べたくなったときは米粉でお菓子作りをしている。料理自体はそんなに得意ではないのだが、食べることが好きなので、ドイツではやむを得ず自作している。
特に、抹茶や小豆を使った和風のパウンドケーキにはぴったり。
ただ、小麦粉のふわふわ感はない。先日パンケーキを作ってみたところ、「これはパンケーキじゃなくてお煎餅だね」と夫と笑っていた（笑）。
価格は500gで2.80ユーロほど。
イチジク
秋の果物、イチジク。人によっては苦手な人もいるかもしれないが、私は大の好物。Alnaturaのイチジクは小ぶりながら甘みが凝縮されていて、とても美味しい。無農薬なので安心して食べられる。
人によっては皮ごと食べる人も多く、グラノーラに加えるのもおすすめ。
イチジクは体の熱を冷まし、潤いを与える効果があるため、乾燥しやすい秋には特に重宝する果物だ。
ハーブティー（Yogi Tea）
Alnaturaでも他のスーパーでも見かけるが、特にお気に入りは Yogi Tea（ヨギティー）。
パッケージの内側にはちょっとしたヨガのヒントやメッセージが書かれていて、開けるたびに楽しい。
「リラックス」「女性のパワー」「ゆったりした夜」「活力アップ」など、目的に合わせてさまざまな種類が販売されている。香りがよく、心身を整えるのにぴったり。
アルコールフリービール
これはAlnaturaの商品ではないが、ミュンヘンの醸造所 Wolfskraft（ヴォルフスクラフト） のアルコールフリービールがおすすめ。
我が家では普段からアルコールフリーの飲み物を選ぶことが多いが、その中でもこのビールはフルーティーで飲みやすく、味のバランスが秀逸。
アルコールフリービールの中では一番美味しいのでは？と思うほど。価格は1.69ユーロと少しお高めだが、その価値あり。
グルテンフリーのパスタ
体調に問題がない人にはあまり関係ないかもしれないが、なるべくグルテンを控えたい私にとっては、グルテンフリーパスタは救世主。
Alnaturaのグルテンフリーパスタは、とうもろこし粉と米粉をベースにしており、味が通常のパスタに近くて美味しい。
他のスーパーではレンズ豆やひよこ豆を使ったパスタが多いが、豆の風味が強すぎて少し苦手…。その点Alnaturaのものは食べやすい。
茹で時間は普通のパスタより少し長めなので、家族用の通常パスタと一緒に作る場合は、グルテンフリーの方を先に茹で始めるのが良い。
ジンジャーショット
風邪を引いた時や、ビタミンを補給したいときにおすすめなのが、「ジンジャーショット」。しょうが、レモン、アセロラを凝縮した飲み物。ジュースよりも濃厚なので、水で割って飲むと良い。一気飲みすると、生姜の辛さが口の中で爆発するので要注意。飲んだ後は、頭も体もスッキリする。
まとめ
Alnaturaの商品はどれも素材の良さを感じられ、安心して日常に取り入れられるものばかり。
価格はやや高めだが、味・品質・信頼感のバランスが取れており、満足度が高い。
これからも新しい商品を試しながら、自分のお気に入りを増やしていきたい。
愛想の悪い店員さんに会う確率もかなり少ないので、普段の買い物がストレスになる人は、ぜひAlnaturaをお試しあれ。
記のドイツ情報ブログ⇩バナーをクリックして応援していただけると嬉しいです！
