これまでドイツ生活での実体験や日々の気づきをこのブログにつづってきた。その中で思ったのは、たとえ趣味のブログであったとしても、何かを継続して、結果が出るまでやり続けるのは意外にも難しい。
子どもの頃は、何も考えずに打ち込める瞬間がたくさんあったが、大人になって仕事や人間関係、日常生活の雑事に追われるうちに、ついつい初心の目標を忘れてしまったりする。
私たち夫婦も過去数年、心に秘めたビジョンはあるのに、日々の忙しさに飲み込まれてしまい、前進できないというもどかしさを感じることが多々あった。
そうした経験から、夫がジャーナリングを始め、オリジナルのサクセスジャーナルを開発し、オンライン・ショップで販売することになった。
「せっかくだから自分のオリジナルジャーナルを作ってみたら?」
と何気なくかけた言葉。それが今、実際に形になっているのを見ると感慨深い。中身はドイツ語になってしまうのだが、今日はErfolgsjournal(サクセス・ジャーナル)をご紹介しながら、自己内省の大切さについてお伝えしていきたい。
情報過多の時代に必要なスキル
現代は膨大な情報にあふれている。聞くところによれば、現代人が1日で受け取る情報量は平安時代の人間の一生分になるという。これだけの情報を毎日浴び続けるとどうなるか。何を優先順位として進めていくのか、次第にわからなくなってくる。
1日、1週間、1か月、1年がなんとなく過ぎてしまい、気がついたらお正月。こんな経験、誰しもあるだろう。そこで役に立つのが、このジャーナルだ。まずは自分のビジョンを定義するところから始まる。
人生で色々やりたいことはあるが、まずは何を目標とするか。壮大な夢を語る必要はなく、運動して3キロやせる、週末は家族のために時間を取る、とか、1年で〇〇円貯金する、とか身の回りのテーマから始めるので十分だ。

そして、そこから逆算して月の目標、週の目標、その日の目標を立てていく。毎朝、その日の目標は何か?どんな気分か?そして頭にあることをノート欄に書いていく。
そして、毎晩、寝る前に目標を達成できたか、どんな発見があったか書き込んでいく。大事なのは、一日忘れる日があっても自分を責めないこと。書きたくない日があれば書かなくても良い。
でも、書いているうちに、自分がどんなことを考えて、どんな目標に向かっているのかが少しずつ分かってくるし、数か月後に見返してみると、どれだけのことを成し遂げられたか一目瞭然でとても気持ちが良い。
バランスを見る
そして、毎週の振り返り欄には、健康、仕事、家族、友人などそれぞれの項目についてどれだけ満足できたかをダイアグラムで可視化していく。
これによって、バランスを取りながら、目標に向かうことができる。私も夫も、ついつい自分の健康や息抜きをないがしろにしがちなタイプ。この表で毎週振り返ることによって、足りないところを補おうと意識的に心がけることができている。
実は、私は三日坊主で、日記が続いたことはこれまでなかった。でもこのジャーナルは、三日坊主の私でもかれこれ1年以上書き続けている。

そして、驚くことに、一年前に立てた目標は全て達成できている。これまでの私の時間は何だったのだろうか、と思うくらいだ。
自分の目標をビジュアル化する
今回のジャーナリングは文字がメイン。書くことで自分の中の優先順位を整理する。自分の目標が定まったら、なるべくその目標を詳細にビジュアル化することをおすすめする。
絵にしてもいいし、自分の頭の中でその様子を妄想するのでもいい。脳は、実際に起きていることと、頭の中で想像していることの判別がつかないらしい。
つまり、あれこれ心配してネガティブな将来を想像してしまうと、脳は実際にそれが現実に起きていることと判別し、身体や思考もそれに反応してしまう。
例えば、本を出版したいと思っているのなら、本を出版して沢山の人が自分の本を買って喜んでいる場面を描写する。それだけで、自分の日々の思考や感情も徐々に変わってくるので、ぜひ試していただきたい。
可能性は青天井
年齢が上がるにつれ、私たちは自分の能力に自分で蓋をしてしまう。もう年だから、家族がいるから、仕事があるから、言い訳はいくつでも思い浮かぶ。でも、本当にそうだろうか?
30歳、40歳、50歳になったからといってやめなければいけないことはあるのだろうか?自分のやりたいこと、可能性は何なのか。
ジャーナリングによって、隠れた自分の希望や夢も明らかになってくる。そして、それは長いようで短い人生を謳歌するための羅針盤となる。
ドイツ語版しかないので、ドイツ在住の方が主な対象となってしまうが、興味がある方は個別にお問い合わせください。
皆さんの目標探しと日々のルーティーン化の役に立ちますように。
小さな習慣が、やがて大きな変化を生む。
このジャーナルが、皆さんの人生のコンパスのような存在になれば嬉しい。

